エンジニアインタビュ 可能性への挑戦

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2000年入社
YASUHIKO
マイクロソフト ディベロプメント株式会社
オフィス開発統括部
慶応義塾大学 総合政策学部卒
2000年入社
YASUHIKO
マイクロソフト ディベロプメント株式会社
オフィス開発統括部
慶応義塾大学 総合政策学部卒

かかわったプロジェクトは多数。
でもまだ満点の「答え」はない。

Q1 入社動機を教えてください

自分の目で見てはじめて知った、本当のマイクロソフト

就職活動では、IT 業界一本に絞り、外資系を中心にして何社か受けました。その中で最終的にマイクロソフトを選んだのは、他の外資系企業の日本法人の場合、自社製品のローカライズがメインの開発なのに対して、マイクロソフトは日本を開発の中核拠点のひとつとして位置づけ、多くのリソースを配置し、米国本社とも連携しながら独自開発も含めた開発を行っていることが、面接などを通じて分かったからです。それは意外な発見でした。

人についても、同じことがいえます。面接を受けるまでは、理由もなく固い感じの社員の方が多いのではないかと想像していたのですが、説明会や面接でお会いした社員の方は、みんな服装も含めてざっくばらんな方ばかり。自由でオープンな社内の空気を、すぐに感じ取ることができました。面接では随分生意気なこともいいましたが、ひとつひとつ丁寧に答えてくださり、私の批評に対しても、認めるところはあっさり認めるような「潔さ」がありました。いちばん意外だったのは、会う人すべての方の言葉の端々に「モノづくりへのこだわり」が垣間見えたこと。私はもともと「モノづくりができるところで働きたい」と考えながら就職活動をしていましたので、「仕事するならこんな人達と一緒がいい」と考えるようになりました。

Q2 どんな仕事か、教えてください

モノづくりの最初の絵を書くプログラムマネージャー

入社以来、「Windows」「Windows Phone」の日本語 IME 開発を担当した一時期をのぞいて、「Office」製品のPM をしています。PM は、ユーザーが何を求めているか、市場のニーズを見極めた上でソフトウェアをデザイン・設計するとともに、開発実務を担当する Software Engineer とともに、製品として完成させるまでをコントロールする仕事。開発プロジェクトを引っ張る役割がPMであり、モノづくりに強いこだわりを持つ私には、時間を忘れて没頭できる仕事です。これまでに開発を担当した製品は、ビジネス向け「Outlook」や「Exchange」のグローバル展開を視野に入れた新機能の開発、IT 管理者向け製品の開発、Windows Phone のタッチインターフェース向け日本語入力方式「カーブフリック」の開発など多種多様。最近はスマートフォン向けのモバイルアプリなど、一般コンシューマー向けの製品も多数手がけています。例えば「Office Lens」は、Windows Phone 用のストアアプリ。私たちのチームが基本のアイデアを発案し、マイクロソフトリサーチ(研究部門)に眠っていたテクノロジーをベースに開発して、日本、米国、欧州、エジプトの開発チームがコラボして商品化、世界中で人気を集めています。

入社以来、数多くの製品開発を手がけた中で、印象に残っているひとつは「カーブフリック」です。「Windows Phoneの日本リリースにあわせて、製品の斬新さを強く印象付ける新機能を搭載できないか」―。そんなミッションを与えられ、私がデザイン・設計を担当。何百というアイデアを考え、プロトタイプを何十種類もつくって検証するなど試行錯誤の末、リリースにこぎ着けました。結果「Windows Phone」の独自機能として多くのメディアに取り上げられ、コアなユーザーから大きな注目を集めました。途中何度も挫折しそうになりましたが、それを乗り越えることができたのは、マネージャーや先輩たちのサポートがあったからでした。右か左か、判断を迷うような場面で「森が信じるなら、押し通せ」と背中を押してくれたのです。責任感と情熱を持って仕事に取り組む人間にオーナーシップを与え、その意志や判断を最後まで尊重するというマイクロソフト特有のカルチャーがなければ、もしかすると「カーブフリック」は日の目を見ることなく終わっていたかもしれませんね。市場の反応も大きく、面白い仕事でしたが、当然 100 点ではありません。開発プロジェクトが立ち上がるたびに 100 点満点めざして一生懸命アイデアを練り、世界中から意見と情報を集め、熱い議論を戦わせ、さらに上を目指す。そこに PM の仕事の面白さと難しさが同居しています。

※PM:Program Manager

Q3 今チャレンジしていることは何ですか?

ユーザーに“驚き”を提供できるエンジニアをめざして

マイクロソフトに入社してから、一人の開発者としてずっと大切にしてきたものがあります。それはユーザーに喜びだけでなく、驚きを与えるような開発者でありたいという思いです。まずは、ユーザーに喜んでもらえるソフトウェアをつくることが第一。でも、それだけで満足するのでなく、ユーザーを「アッ」といわせる驚きを提供し、市場に影響力のある PM でありたいと思っています。IT やスマートフォンの世界では、次から次へと新しい製品が生まれ、ユーザーはイノベーションに対して慣れっこになっています。ちょっとやそっとのことで驚いてはくれず、ハードルはますます高くなるばかりです。でも乗り越えるのが難しいハードルだからこそ、あえてそこにチャレンジしたいと思うのです。力を借りたいのは、これを読んでいるみなさん一人ひとりの力です。

スマートフォンのイノベーションをリードするのは、今や若い世代の技術者。マイクロソフトを変革させるのも、きっと 20 ~ 30 代の若い力でしょう。「マイクロソフトから学びたい」ではなく、「マイクロソフトを自分で変える」、そんな気概と志を持ったみなさんをマイクロソフトは歓迎します。私自身もそうした人材から刺激を得て、ハードルを乗り越えるためのヒントを得たいと思っています。

コラム 仕事環境・企業風土/3 年前にマネージャーへ

PM としてキャリアを積む一方、3 年前から PM を束ねるマネージャーのポストを任されています。仕事は、日本の Office チームで開発をしている各アプリのプロジェクトの統括管理と人材のマネジメント、次期コンシューマー向け製品の企画プランニングやステーク ホルダーとの調整など。次期製品のプランニングにあたっては、開発部門の責任者の一人として米国本社のマーケティング担当者と情報をやりとりしたり、他チームのプロジェクトリーダーと製品プランについて意見交換したり、いわゆる責任者としての職務を担っています。マネージャーになったことで、大好きなモノづくりに時間を費やすことが減ったのは残念ですが、以前とは比べものにならないほど視野が広がり、接する人も多くなりました。

実は私は、もともと役職やいわゆる出世というものに興味が薄く、マネジメント志向もそれほど強い方ではなく、どちらかと言うと、ユーザーに驚きと喜びを提供するモノづくりができればそれで十分、というタイプ(笑)。けれどマネージャーを 3 年間務めて気付いたのは、多くの優秀な人材を結集して事に臨めば、少規模のチームではできない大きな仕事ができるということ。与えられたこのチャンスを生かし、日本だけでなく、いつか世界を「アッ」と驚かせるイノベーションを成し遂げてみたいと夢を広げています。

YUKO
いかにクオリティを上げるか、がテーマ。まさにやりたかった仕事そのもの。
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TOMOYUKI
グローバル企業でしか味わえない、ワクワクする毎日が待っている。
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